樹林に、水面に映える弧橋 |
たいこばし

北九州市八幡東区 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:福岡県北九州市八幡東区大字大蔵
河内、板櫃川に架かる。
●完成年:1927年(昭和2年)
●設計者:草場 助士郎
●施工者:不明
●管理者:不明
●文化財指定等: |
●橋長:30m
●径間:28m
●形式:RC床版アーチ(厚さ 30cm) |

右岸から下流を望む
河内堰堤から望む |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
太鼓橋は、河内貯水池堰堤の直下流にあるアーチ式の歩道橋です。河内地区に燦爛と輝く他の橋に比べると実に簡素で、機能主義を貫徹した姿は評価の分かれるところですが、他の橋梁群が地名を名称に加えていることと比べると、「太鼓橋」という橋の名は、その形状からきていることにもなかなか味わい深いものを感じさせます。
アーチは弓なりになった1枚板の薄肉で、イギリス・ニューアーク川のフィドラー弓橋に瓜二つといわれています。
周囲は木々が生い茂り、下流からだと堰堤をバックに控えているため、スケール感が狂いがちですが、充分に見応えのある橋です。 |
交通アクセス |
八幡駅から西鉄バス田代行きバス、堰提前バス停下車すぐ
北九州都市高速道路 大谷ICより車で5分
(主要地方道 北九州・小竹線)
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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |