一般社団法人 九州地域づくり協会
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くすのきすいぼうりん・せんげんどい
楠木水防林・千間土居                                     立花町
堤防

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:
【楠木水防林】立花町から瀬高町の矢部川左岸
【千間土居】立花町の矢部川左岸(山下から北田)
●完成年:1695年(元禄8年)
●設計者:柳河藩普請奉行田尻惣助・惣馬親子
●施工者:柳河藩普請奉行田尻惣助・惣馬親子
●管理者:【中ノ島公園】船小屋温泉振興組合
       【千間土居】立花町
●文化財指定等:楠木水防林:国指定天然記念物
【楠木水防林】
●立花町北山地区から瀬高町中ノ島の矢部川左岸
●約6km(中ノ島公園内:1300本、樹齢約400年)

【千間土居】
●延長約2.3km (1300間)

水刎



中程より上流を望む

ハネと堤防

ハネ説明
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
  江戸時代、柳河藩が矢部川に築いた堤防と水防林で、他にも水刎(みずはね)などの治水・利水にかかわる河川工作物が現在も残っています。当時、矢部川をはさんで、右岸の有馬(久留米)、左岸の立花(柳川)の両藩が対峙しており、水争いの歴史がこれらの工作物にも反映されています。利水では、松原堰、花宗堰、唐の瀬堰、黒木堰等の大規模な用水取入堰等が、地元両藩間の激しい水争いや、施工上の困難な問題をおして完成されました。
 千間土居は、柳河藩普請奉行田尻惣助・惣馬親子によって、1695年(元禄8年)に現在の立花町の矢部川左岸に(山下から北田にかけて)築かれた約2.3kmの堤防で、この堤防に植えた楠木が水防林としての役割を果たし、洪水の被害から地域を守ってきました。
 現在、矢部川の左岸にはクスの巨木がこの千間土居から瀬高町の通称「中ノ島」まで続いており、この水防林の終点は現在本川とその放水路に囲まれた中ノ島になっていて、その全域が国指定の天然記念物「新船小屋のクスノキ林」となっています。
 中ノ島公園の「大楠林(おおくすばやし)」は東へ約6キロ、立花町まで続いていて、同公園内だけでも約1,300本の楠木が生い茂っています。中には樹齢約400年で高さ約30メートル、胸高周囲約2メートルにもなる巨木も見られ、地域のシンボル的緑地遺産として活用されています。

交通アクセス
楠木水防林:八女ICから南西へ車で約20分
千間土居:八女ICから南東へ車で約20分

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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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