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だいぜばし
大瀬橋
八女市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:八女市上陽町北川内
町道、星野川
●完成年:1917年(大正6年)
●設計者:【監督】鶴与一、牛島参造、
末継市次郎
【石工棟梁】萩本卯作(北河内)、
川口竹次郎(轟)
●施工者:【監督】鶴与一、牛島参造、
末継市次郎
【石工棟梁】萩本卯作(北河内)、
川口竹次郎(轟)
●管理者:八女市
●文化財指定等:
●形式:3連石造アーチ
●橋長:45.5m
●アーチ径:12.0m
●幅員:3.7m

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 八女市上陽町には星野川にかかる明治から昭和初期までに造られた石橋が13橋あり、大瀬橋(だいぜばし)もそのひとつです。橋長45.5mのバランスの良い3連のスタイルが美しく、上陽町では一番長い石橋で、一連アーチの洗玉橋、二連の寄口橋、四連の宮ヶ原橋とあわせて「ひふみよ橋」といわれています。川沿いの町並みと相俟って、上陽町ならではの河川景観を醸し出しています。
上陽町には多くの石橋がありますが、その建設に寄与した石工の八代種山の名工橋本勘五郎、萩本卯作、橋本八十松、また地元の山下佐太郎(八女市)、川口竹次郎(轟)、和住庄市(三川)、北嶋次八(八重谷)氏等の名が語り継がれています。
大瀬橋は、昭和50年に拡幅工事がおこなわれ、53年には下流に新橋ができて、現在は片側車線として利用されています。
交通アクセス
九州自動車道八女ICより東へ車で約30分

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