めがねばし

長崎市栄町 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:長崎県長崎市栄町 市道(中島川)
●完成年:1634年(寛永11年)
●設計者:興福寺黙子禅師
●施工者:興福寺黙子禅師
●管理者:長崎市
●文化財指定等:国指定重要文化財 |
●橋長:22.0m
●幅員:3.65(2連)
●形式:石アーチ |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
眼鏡橋は、興福寺開山唐僧黙子如定が寛永11年(1634)に架けたと伝えられます。黙子禅師は中国江西省建昌府建昌県の人で、寛永9年(1632)に日本に渡来したが、石橋を架ける技術指導者でもあったようです。2径間の半円迫持橋で、日本最初のアーチ構造の伝来とされます。正保4年(1647)洪水で崩流したというが、翌慶安元年(1648)に重修したとされ、重建とは記していないので、この崩流は昭和57年7月の長崎大水害と同程度の半壊であったみられます。以後数次の洪水にも若干の損傷がありました。長崎大水害復旧工事の際、左右両岸端部の段石が現れ、明治以前の姿に復元(昭和58年10月)されました。古来より”めがね橋”の名で長崎の人たちに親しまれていましたが、明治15年に正式に眼鏡橋と命名されました。国指定重要文化財(昭和35年2月9日指定)に指定され、370年ほど経たった今でも、観光スポットの1つともなり、市民、観光客に親しまれながら現存しています。 |
交通アクセス |
JR長崎駅からは市内電車で2つ目の「公会堂前」下車
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