とどろきすいげん・ごうせんすいどう
轟水源・轟泉水道
宇土市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:熊本県宇土市神馬町
●完成年:1687年(貞享4年)
●設計者:不明
●施工者:第1期1663年不明 第2期 片山藤左右衛門
●管理者:轟泉水道管理組合
●文化財指定等:宇土市指定史跡 |
●全長:幹線3,150m、総延長4,800m
●管の大きさ:第一期の瓦質管45cmと30cm
●湧水量:毎分約4,000リットル
●仕様:石積み護岸 |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
江戸時代の宇土市の水道事情は水質が悪く、飲用水に困っていたところ、当時の藩主である細川行孝公により松橋焼の土管による水道が建造された。その規模は4.8kmにおよび寛文3年(1663年)に完成している。
約100年後の明和6年(1769年)に第2期改修で馬門石の樋管に改修され現在も江戸時代の補修方法で維持されながら使用されている。
現在では毎分約4000リットルの湧水量があり、91世帯の上水道として利用されているほか自ら汲みに来る人の姿も絶えない。
日本で最古の上水道と言われ、環境省指定の「日本の水百選」に選定されている。 |
交通アクセス |
JR鹿児島本線宇土駅から南西方向へ車で10分、西岡神社を目標にしてそこから車で1分。
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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |