いわねはし

熊本市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:熊本県熊本市内坪井
県道1号線
●完成年:1923年(大正12年)→高欄改修
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:熊本県
●文化財指定等: |
●橋長:33.09m
●径間:29.40m
●形式:鉄筋コンクリート開腹アーチ(リブ+柱、方杖状) |

全景
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
磐根橋は、熊本城の北の吾が輩通り(県道1号線)の上を通っている道路橋で、大正期としては幅広いRCアーチ橋です。
昔、熊本城のある茶臼山と京町台地は地続きでしたが、江戸時代の初め、両地区の間に空掘が設けられました。これは、藩主細川忠利が肥後入国後、幕府の許可を得て構築した堀で、熊本城の防御力から考えて非常に重要な堀となりました。その際、お城と京町台地を結ぶ細い道(豊後・豊前街道)を残し、推定幅32m、深さ20mの空堀としたので新堀と呼ばれるようになったと言われています。
近代に入り、明治44年には、軽便鉄道開通に伴い、堀の間に残された部分にトンネルが造られ、大正12年には、さらに人も歩けるよう堀全体が掘り下げられました。その際、お城と京町の間には橋が架けられましたが、それが磐根橋です。 |
交通アクセス |
九州自動車道「熊本IC」から車で約30分
熊本市営バス厚生年金会館から徒歩約5分
JR鹿児島本線上熊本駅から徒歩10~15分
Googleマップへリンク
※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |