すえひろひらき(きゅう)ひもんぐん 玉名市 所在地・完成年等 施設の形式・諸元 ●所在地:熊本県玉名市横島町 ●完成年:1895年(明治28年) ●設計者:不明 ●施工者:不明 ●管理者:不明 ●文化財指定等: ●3門×2基、2門×1基 ●形式:石水門(3基) 樋門全景 水路部分 遠景 碑 遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) 熊本県玉名市の横島町付近は、かつて孤島だったそうですが、土木の神様と言われた加藤清正は、延々と連なる石積みの堤防群を構築し、干拓地として生まれ変わらせたと伝えられています。 その石積み堤防群のなかに、高さ5m以上のどっしりとした威容を持つ「末広開(旧)樋門群」があります。「末広開(旧)樋門群」は、明治28年に完成し、石水門3基が集中しています。凝灰岩でつくられた樋門群は、すでに機能していませんが、当時のままで現存しており、近代遺産としての価値は高く評価されています。 交通アクセス ・九州自動車道 菊水・玉名ICから車で約50分 ・JR玉名駅より車で約20分 Googleマップへリンク ※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。