一般社団法人 九州地域づくり協会
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たてのきょうりょう
立野橋梁                                      熊本県立野
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:熊本県南阿蘇村大字立野
       南阿蘇鉄道、白川水系立野川
●完成年:1928年(昭和3年)
●設計者:鉄道省大臣官房研究所
●施工者:鉄道省(直轄施工)横河橋梁製作所
  大阪工場(大正14年) 鋼材/八幡製鉄所
●管理者:南阿蘇鉄道
●文化財指定等:
●橋長:136.8m
●径間:25.73m(7連)
●形式:鋼プレートガーダー上路橋、鋼トレッスル橋脚

全景



側面

側面

下側から
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
  立野橋梁は、熊本県南阿蘇村を走る南阿蘇鉄道 立野~長陽駅間に位置する鉄道橋です。構造は、白川水系立野川に架かる鋼プレートガーダー上路橋で、トレッスルを持つ橋です。この形式の橋は、九州では本橋しかなく、全国的にも珍しいものです。立野駅を出ると約500mで本橋を通過し、さらに1km先の第一白川橋梁のつゆ払いを務める橋です。実際に、この橋が、第一白川橋梁の建設のための600トンを越える材料と架設のための機材を運んだ際に利用されたといわれています。
 橋脚は、厳しい斜面を抱き込むように立てられています。トレッスル橋脚は3基で、残りの橋脚はコンクリート製で、起伏が激しいために谷の深い部分だけに鋼脚を採用したことがわかります。鋼材を注意深く観察すると、八幡製鉄所の文字がローマ字で浮き上がってくることが確認できます。まさに九州の橋といえるでしょう。
 建設に当っては、アメリカン・ブリッジ社から購入した、兵庫県にある1912年に完成の餘部鉄橋(兵庫県、1912年完成)など、アメリカの技術を国産で表現したことがわかります。


交通アクセス
九州自動車道熊本ICから国道57号経由阿蘇方面へ約40km、約1時間
豊肥線立野駅より車で約10分

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