ささはらのいしぜき 上益城郡山都町 所在地・完成年等 施設の形式・諸元 ●所在地:熊本県上益城郡山都町小笹(笹原川) ●完成年:1848年 ●設計者:布田保之助 ●施工者:布田保之助 ●管理者:笹原川土地改良組合 ●文化財指定等:町指定文化財 ●石堰 ●長さ:48m ●幅:20m 遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) 笹原集落の北側を流れる笹原川に、川原48メートル、流長20メートルの灌漑用石磧がある。これは1848年4月に完成したもので、矢部惣庄屋布田保之助が、小笹、野尻地区の灌漑用に造った石磧である。流れの水圧を少なくし磧の崩壊を防ぐために、創意工夫して築造されたもので、矢部に残っている、唯一の石磧で貴重なものである。磧の面積は960平方メートルで、裏面の石垣が亀の甲のような形に組まれているので、通称「カメ磧」ともいう。人夫1125人を使用している。 交通アクセス 九州自動車道御船ICから東へ車で70分 Googleマップへリンク ※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。