一般社団法人 九州地域づくり協会
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ゆまちばし
湯町橋
山鹿市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:山鹿市杉 日輪時
●完成年:1814年(文化11年)
●設計者:(石工)吉兵衛ら
(鍋田村(現山鹿市鍋田))
●施工者:(石工)吉兵衛ら
(鍋田村(現山鹿市鍋田))
●管理者:山鹿市
●文化財指定等:熊本県指定有形文化財
●二連アーチの石橋
●橋長:17.7m
●幅員:4.80m
●アーチ支間:7.00m

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 この橋は元来、豊前街道が吉田川を渡る山鹿口に架けられていたもので、昭和49年河川改修に伴い山鹿市杉日輪寺の高台に移設されました。二連アーチの石橋で、幅は4.8m、アーチの径(スパン)はそれぞれ7.02mと7.1mあります。直接橋の下へ行って輪石を観察することができます。楔石(アーチの頂上の石)に銘文が刻まれており、その銘文から文化11年(1814)に完成した橋で、鍋田村(現山鹿市鍋田)の石工吉兵衛らにより造られた事が確認できます。石は鍋田で採れる阿蘇溶結凝灰岩を使用しており、地元の石工が地元の石材を利用して架けた橋であることがわかります。
日輪寺は、桜とツツジで有名で湯町橋は、熊本県重要文化財に指定されています。
交通アクセス
九州自動車道菊水ICから北東へ車で約30分
産交バス日輪寺前から徒歩約5分

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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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