一般社団法人 九州地域づくり協会
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てんもんきょう
天門橋
宇城市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:宇城市三角、上天草市大矢野
(国道266号、三角の瀬戸)
●完成年:1966年(昭和41年)
●設計者:旧日本道路公団((株)横河ブリッジ)
●施工者:旧日本道路公団((株)横河ブリッジ)
●管理者:熊本県
●文化財指定等:
●形式:鋼3径間連続トラス橋
●橋長:502.0m
●最大支間:300.0m

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 天門橋は、九州と天草をつなぐ架け橋・天草五橋のひとつ(1号橋)で、五橋の中で最大の支間を有する全長502mの鋼3径間連続トラス橋です。当時、中央支間長300mは、この構造では世界一でした。青く透き通った海の上を主張しすぎない存在感で跨いでおり、海の青、周囲の緑に違和感なく調和しています。橋には、両脇に幅60cmぐらいの歩道が設置されていて、そこから壮大な三角ノ瀬戸の景色を楽しむことができます。
天草五橋は、旧日本道路公団が昭和37年7月に起工し、4年2ヶ月後の41年9月に開通したもので、宇土半島三角から、大矢野、永浦島、池島、前島、天草上島を5つの橋で結んでいます。 橋梁全長は1,800mにも及んでいます。
離島を行き来する人々の利便性を図るために建設され、天草の産業発展に大きく貢献してきました。海には無数の養殖真珠が眠っているため、大矢野島-松島間の17.4kmは「天草パールライン」と命名され、ドライブなどの観光スポットとなっています。さらに、天草五橋を海上から眺めることができる定期観光船も運行しています。
交通アクセス
九州自動車道松橋ICから西へ車で約50分

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