一般社団法人 九州地域づくり協会
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みふねがわ・やせめがねばし
御船川・八勢眼鏡橋
御船町
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:上益城郡御船町大字上野
(御船川、八勢川)
●完成年:1855年(安政2年)
●設計者:(石工)卯助,甚平(橋本勘五郎の兄と弟)
●施工者:(石工)卯助,甚平(橋本勘五郎の兄と弟)
●管理者:御船町
●文化財指定等:熊本県指定重要文化財
●単一石造アーチ
●橋長:62m
●橋幅:4.3m
●高さ:9.2m
●径間:18.2m
●拱矢(こうし):8.7m

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 八勢眼鏡橋は、御船川支流八勢川に架けられた石橋です。
江戸時代、熊本と延岡を結ぶ日向街道はここを経て矢部に通じていました。八勢川は増水すると通行ができなくなるなど、不便で危険であったため、安政2年(1855)、御船の材木商林田能寛が私財を投じて架設しました。橋は八勢川本流に架かる部分と左岸を流れる用水路に架かる部分が一体となっています。
八勢眼鏡橋の延長上には、八勢小橋、八勢水路橋および日向街道の石畳の道も残っており、一帯は公園として整備されていて時代を感じることができます。
なお、八勢水路橋は御船町で最も古い石橋となっています。
交通アクセス
九州自動車道御船ICから南東へ車で約50分
麻生交通茶屋の本から徒歩10~15分

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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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