一般社団法人 九州地域づくり協会
  先人の知恵と工夫を学ぶ土木遺産紹介のページです

トップページです。
県別の地図、リストより探せます。
土木遺産特集
土木遺産関連冊子
関連サイトのリンク集です。
ご意見・問合せはこちらまで。
二俣橋ふたまたはし第二二俣橋だいにふたまたはし
下益城郡美里町
川の合流点に架かる双子の石橋
川面に映る♡ 「恋人たちの聖地」
区分:橋梁
橋梁

image3

所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:下益城郡美里町佐股(釈迦院川)
●完成年:1822年頃(文政5年頃)
●設計者:岩永嘉八
●施工者:岩永嘉八
●管理者:美里町
●文化財指定等:美里町指定文化財
●二連アーチ石造橋
●橋長:23.0m
●橋幅:3.80m
●アーチ支間:15.50m
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 緑川支流の釈迦院川に架かる石橋で、津留川に架かる第2二俣橋と双子の橋となっています。
それぞれ、文政5年頃(1822年頃)の岩永嘉八による架橋といわれていて、すぐ上流の馬門橋、小筵橋なども同じころに架けられたとみられています。これらの橋は、熊本と砥用を結んだ交通路として利用されてきており、大きさも形も似ています。
二俣橋と第2二俣橋は、昭和49年に町文化財に指定されています。
10月から2月の11:30~12:00の時間帯に、石橋の影が「♡」に映るということで、「恋人たちの聖地」となっています。
施設関連(利便施設、案内・情報施設)
 トイレ、四阿(あずまや)、案内板、ベンチ、被災復旧状況の解説板

*一部、河川河岸に柵がない区間があり、注意が必要です
特記事項
 平成28年4月の熊本地震により、一部被災。現在復旧作業中。平成29年11月末に復旧作業完了予定。
そのため、右岸道路および石橋は立ち入り禁止となっています(更新時点)。
あわせて立ち寄りたい施設・観光地
 道の駅「美里」(車で1-2分)、日本一長い階段(3,333段の石段)
交通アクセス
九州自動車道松橋ICから国道218号で高千穂方面へ約10km、車で約30分。(国道443号と国道218号が重なる区間のほぼ中央にある。)
熊本バス二俣橋から徒歩6~7分

Googleマップへリンク

※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

Copyright (C) 2014 Kyushu Chiikizukuri Kyoukai. All Rights Reserved