一般社団法人 九州地域づくり協会
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かさまつばし
笠松橋
八代市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:八代市東陽町久木野(河俣川)
●完成年:1869年(明治2年)
●設計者:橋本丈八(翌年勘五郎に改名)
●施工者:橋本丈八(翌年勘五郎に改名)
●管理者:八代市
●文化財指定等:八代市指定有形文化財
●石造アーチ橋
●橋長:22.7m
●橋幅:2.7m
●径間:14.2m
●拱矢:5.0m

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 谷川、鹿路橋とともに河俣川を渡る石橋で、子守唄の里「五木村」への道沿いにあります。明治2年に名工橋本勘五郎により架設されたもので、勘五郎46才の作品です。その後、大正元年(1912年)の大水で笠松側の壁石が流失し、補修した跡が残っています。現在は、アーチの部分だけが溶結凝灰岩で、その他は川にある転石を用いて作られていて、石橋としては珍しい構造になっています。下流に橋が架けられるまでは車が通行していましたが、現在は歩行者のみの通行となっています。平成12年には周辺が公園化され、トイレやベンチなども整備されています。
交通アクセス
九州自動車道八代ICから北東へ車で約20分

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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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