とりいばし

宇佐市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:大分県宇佐市院内町香下
●完成年:1916年(大正5年)
●設計者:不明
●施工者: 石工:松田新之助
●管理者:不明
●文化財指定等:県指定有形文化財 |
●橋長:55.15m
●径間:11.0m(5連)
●橋幅:4.35m
●形式:石アーチ(凝灰岩) |

全景
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
宇佐市院内町は「日本一の石橋の町」といわれています。駅館川に合流する恵良川とその支流に架かる74基もの石橋は、江戸時代末期から昭和初期にかけて造られたものです。
鳥居橋もその一つで、すらっと伸びた優美な橋脚、気品さえ感じることから「石橋の貴婦人」と呼ばれ、人気がある代表的な石橋です。恵良川に架かるこの5連アーチ橋は、地盤や水流に応じた設計となっており、スパン長や、橋の厚みが異なった設計となっています。名工松田新之助により築造され、大正5年7月に完成し、これまで多くの大洪水にも耐えてきました。これは、設計と技術の正確さを証明しているのではないでしょうか。
現在、上流に新橋が完成していますが、今なお地元の生活道路として使われています。 |
交通アクセス |
宇佐別府道路院内IC下車。下り国道387号を右折(宇佐方向)し約100m。
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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |