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(きゅう)めいじばし
(旧)明治橋
臼杵市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:大分県臼杵市野津町
野津川
●完成年:1902年(明治35年)
●設計者:安田不二丸
●施工者:製作:大阪鉄工所
●管理者:臼杵市
●文化財指定等:県指定有形文化財、土木学会選奨土木遺産
●橋長:32.5m
●支間:16.25m(2連)
●幅員: 5.4m
●橋梁形式:単純鋼2主鈑桁橋
●床版形式:合成床版。波状鋼板の上にコンク
リート充填(現存唯一)

全景


桁側面

桁近景
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 明治橋は、現存する道路用鋼鈑桁橋としては国内2番目に古い橋で、鋼・コンクリート合成床版の日本最古ではないかと言われています。
当時、石橋が主流の大分県で、鋼鈑桁橋としての明治橋は、イギリスからの輸入材で作られたと考えられています。英国式の曲がったスティフナー鋼道路桁は、国内で、この1例のみが現存します。また、イギリスからの輸入と思われる防護柵は、100年前からボルトが使われています。なお、現在は、新しい防護柵が内側に作られています。
昭和36年に、国道改良工事で新明治橋が上流側に隣接して造られてからは、車の通行を禁止し、現在、歩行者用として利用されています。
交通アクセス
大分自動車道「臼杵IC」から車で約20分 。

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