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明正井路 一号幹線一号橋(第一石拱橋)                                       竹田市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:大分県竹田市大字門田
●完成年:1919年(大正8年)
●設計者:大分県農業技手 矢島義一
●施工者:石工:平林松造(熊本出身)ら9名
●管理者:大分県
●文化財指定等:土木学会選奨土木遺産
●橋長:78m
●橋幅:2.8m
●拱矢:3.3 m
●径間:10.7m(6連)
●環厚:60cm
●形式:石アーチ水路橋

下流から望む(全景)



水路面

アーチ側面
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 明正井路は、大分県竹田市出合で緒方川から取水し、開田面積498ha、豊後大野市緒方町402ha、豊後大野市清川村96haの水田を潤すための総延長175kmに及ぶ長大な灌漑用水路です。
 この井路は、トンネルと橋による導水部分が多く、大小17基の水路橋が建設され、石造アーチ水路橋が14基現存しています。当時設計に従事していた矢島義一技師が、心労のあまり健康を害し、自ら命を絶ったという事件が発生しており、こうしたことからもかなりの難工事であったことが想像されます。
 この中で最も大規模な「明正井路第一拱石橋」は、その代表格の橋で、県道と緒方川をまたぐ6連のアーチの上に4段の石壁を積んで通水部を造るという重厚な構造となっています。工事は最初から資金不足に悩まされることが多かったといいます。
 端正な布積みの構造が、豊後らしい頑強さを主張する現役水路橋は、現存する国内最大規模の水路用石アーチです。


交通アクセス
●車:竹田市中心部から祖母山登山口の神原に向けて約8km(15分)
●JR:豊後竹田駅乗換車またはパス「神原」行きで約20分

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