かかじしんはとちくぼうはてい

豊後高田市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:大分県豊後高田市香々地町
(香々地漁港)
●完成年:明治末~大正初
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:大分県漁港課
●文化財指定等: |
●延長124m
●形式: 石防波堤 |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
この地域は、陸上交通の便が悪く、物資の輸送に至っては海運を利用する以外に方法はありませんでした。そのため海上交通は早くから開けていました。明治15年(1882年)の大分県統計によると、県下に灯台が三ヶ所設置されていますが、香々地の灯台が最も強力なものであったと記されています。
香々地港は古くからの港で、旧藩時代には藩侯の補助で改修した事もありますが、明治時代になっても度々改修が行われました。修築用石材採取決議書が明治24年(1891年)11月14日村会において「承認」されたとの記述が見られます。香々地漁協の海側の防波堤は、かなり大規模で保存状態が良い野面の空積防波堤です。また、新波止地区の舟溜りにも同じ防波堤が残っていますが、この地区のものは小規模で、その半分程度はコンクリートで外側を覆った防波堤として修復されて昔の面影はなくなっています。 |
交通アクセス |
JR日豊本線豊前長洲駅から車で約25分
Googleマップへリンク(香々地地区防波堤)
Googleマップへリンク(新波止地区防波堤)
※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |