一般社団法人 九州地域づくり協会
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きたがわ
北川ダム
佐伯市
堰堤

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:大分県佐伯市宇目南田原
●完成年:1962年(昭和37年)
●設計者:大分県
●施工者:梅林建設
●管理者:大分県企業局
●文化財指定等:
●堤頂長:188.3m
●堤高:82m
●堤体積:66千立方メートル
●形式:コンクリーチアーチダム
●総貯水容量: 41000千立方メートル
●有効貯水容量:34700千立方メートル
●流域面積:211平方キロメートル
●湛水面積:200ha

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 北川ダムは、北川総合開発事業の一環として、北川・中岳川・市園川の合流点付近、一級河川五ヶ瀬川水系北川の大分県宇目町南田原地区に、洪水調節と発電を目的に、昭和37年(1962年)8月に建設された多目的アーチ型コンクリートダムです。
洪水調節について事業者は大分県、受益者は宮崎県と、県境をまたぎ水系を一本化した総合開発事業により、宮崎県北部北川下流域の治水に寄与しています。
ダムで貯水された水は、宮崎県北川町椎屋地区の北川発電所で、最大25,100kwの発電を行った後、北川へと放流されています。唄げんか大橋のたもとには道の駅があり、ダム湖は鯉やヘラブナ、ワカサギの絶好の釣場として知られています。また、ダムの渇水期には、石造アーチ橋(田代橋)が姿を見せて、美しい曲線を湖面に映すなど観光資源にも恵まれています。
交通アクセス
国道326号の「道の駅」宇目の近く

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