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つぶさがわダムぐん
津房川ダム群(戦川砂防ダム、宮崎堰堤)
由布市、宇佐市
堰堤

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
【戦川砂防ダム】
●所在地:大分県由布市湯布院町塚原
●完成年:1957年(昭和32年)
●設計者:大分県
●施工者:大分県
●管理者:大分県
●文化財指定等:

【宮崎堰堤】
●所在地:大分県宇佐市安心院町
●完成年:1959年(昭和34年)
●設計者:大分県
●施工者:大分県
●管理者:大分県
●文化財指定等:

【戦川砂防ダム】
●堤頂長:46.0m
●堤高:37.0m
●堤体積:20千立方メートル
●形式:石造りアーチダム
●貯水量:1201千立方メートル

【宮崎堰堤】
●堤頂長:43.31m
●堤高:13.50m
●堤体積:2,047立方メートル
●形式:アーチダム(RC)
●貯水量:50,220立方メートル

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 津房川は、駅館川の上流部に位置し、その源を鶴見岳(標高1374.5m)及び由布岳(標高1583.5m)に発しており、湯川原川との合流点までを津房川と称し、それより上流は戦川(たたかいがわ)と呼称されています。その戦川砂防ダムは、昭和15年(1940年)に着工され、また昭和28年(1953年)に再開され、長年の歳月を経て昭和32年(1957年)に完成しています。
それら戦川ダム群のうち、宮崎堰堤は国道500号沿いにあるアーチ形式の砂防ダムであり、由布岳の崩壊による土砂流出から津房川の荒廃を防止するために設けられた津房川で3基目の砂防ダムで、当時の宮崎孝介砂防課長がダム建設の事前調査で殉職されたことから、その名がつけられています。

なお、宮崎堰堤以外のダム群については、地形が急峻のため現地に近づくことが困難であり、また詳細な資料等も保存されていないため、現況を報告することが出来ません。

交通アクセス
JR久大本線由布院駅から車で約30分

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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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