かわはらずいどう・いしだたみみち 日田市 所在地・完成年等 施設の形式・諸元 ●所在地:大分県日田市天ケ瀬女子畑 ●完成年:1854年(嘉永7年) ●設計者:考案:塩屋大四郎(日田代官) ●施工者:広瀬久兵衛 ●管理者:日田市 ●文化財指定等:大分県指定史跡 【川原随道】 ●延長:60m ●幅員:2m ●高さ:3m ●形式:石組み天井 石積み側壁 【石畳道】 ●延長:天ヶ瀬町側は約600m 日田側は約100m ●幅員:1.5m 遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) 県内の江戸時代に掘られた隧道として、天瀬町女子畑(おなごはた)にある川原隧道があげられます。嘉永7(1854)年、当時の日田代官塩屋(しおのや)大四郎によって行われた、日田-玖珠往環の改修工事の一部です。彼は、広瀬久兵衛に命じ、川原地区上方に隧道を掘らせています。今日でも使用されており、大きさは、長さ約60m、幅2m、高さ3mであり、中央部で「く」の字形に曲っており、中央部の約10m以外は、内部に石材を用いています。この工事の結果、住民の生活は便利になってきています。また、当時の土木技術の状況もよくわかるものです。 (出典:「大分歴史事典」というOBS(放送局)のホームページ) 交通アクセス JR天ヶ瀬駅から車15分+徒歩10分・JR豊後中川駅から車10分+徒歩10分 Googleマップへリンク ※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。