こうかんきょう

臼杵市、豊後大野市 |
 |

|
所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:大分県臼杵市野津町・豊後大野市三重町
●完成年:1824年(文政7年)
●設計者:甲斐源助等3名(発起人)
●施工者:井沢織平
●管理者:豊後大野市
●文化財指定等:国指定重要文化財 |
●橋長:31.0m
●幅員:6.5m
●支間:25.2m
●拱矢:11.2m
●形式:石アーチ |
|
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
虹澗橋は、旧臼杵藩領の旧三重町(現豊後大野市)と旧野津町(現臼杵市)境の柳井瀬の深い谷に3年6ヶ月をかけて架けられました。架橋の資金を出したのは臼杵の甲斐源助と三重の多田富治・後藤喜十で、このため家運を傾けたと言われています。地元に伝わる柳井瀬音頭で架橋の経緯などが唄われています。石工は臼杵の井沢織平であるが、建設当時は径間長が日本一の大分県を代表する大きな石橋を架ける技術をどこで修得したのか全く不明です。
この橋では、特に毎年くり返される洪水にも耐えるように、壁石を摺合積みにしています。虹澗橋はその形が渓谷にかかる虹に似ていることから名付けられました。
なお、管理状態が良くないことから、左岸側の取付部では路面が傾斜するなど変状が生じており、現在では人を除いて通行止めとなっています。 |
交通アクセス |
国道326号三重町より分岐して国道502号を臼杵方面へ約2.5Km。新虹潤橋を左折。
Googleマップへリンク
※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |