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あんせいばし
安政橋
臼杵市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:大分県臼杵市野津町野津市、生の原
●完成年:初代 1860年(安政7年)
再架設1917年(大正6年)
●設計者:不明
●施工者:川野茂太郎(再架設)
●管理者:臼杵市
●文化財指定等:臼杵市指定有形文化財
●橋長:29.3m
●支間:23.2m(1連)
●幅員:3.2m
●拱矢:7.8m
●形式:石アーチ

安政橋

        
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 再架設で仮屋橋に名称変更
安政の最後の年である安政7年(1860年)に初代の安政橋は架けられたが、石組みの緩みで大正5年(1916年)に崩壊しました。今の二代目(仮屋橋)は、大正6年(1917年)に再架設されたもので、歩道とともに水路も併設されています。明治期までは臼杵-三重を結ぶ主要道路でした。国道10号の明治橋周辺からも上流側に見ることが出来ます。石工は臼杵の川野茂太郎です。
なお、親柱には仮屋橋と記されているが、文化財指定では安政橋とされているのは、いかなる理由によるものなのか、今後の研究を待ちたいところです。
交通アクセス
国道502号を臼杵市中心部から南下、旧野津町との境から1.3Km右手には初月橋が見える。さらに5.0kmほど南下した国道10号沿いに安政橋が見える。

Googleマップへリンク(安政橋)

※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

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