一般社団法人 九州地域づくり協会
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ふるとのはし
古殿橋
豊後大野市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:大分県豊後大野市大野町
●完成年:1817年(文化14年)
●設計者:不明
●施工者:(石工)阿部清右エ門
●管理者:豊後大野市
●文化財指定等:豊後大野市指定有形文化財
●橋長:9.0m
●橋幅:1.8m(横に2.75mのアーチを
継ぎ足して4.5m幅)
●径間:5.6m(1連)
●拱矢:2.6m
●形式:石アーチ

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 古殿橋は、旧町道に架かる石橋で、県内では3番目に古く、下流側にもう一つの石橋(大正9年、1920年)を架けて拡幅されています。アーチ石の下面には、この石橋の架設年・寄進者・石工の名前を刻んであるのが珍しいところです。寄進者は地元の小野清右衛門、石工は旧挟間町(現由布市)の阿部清右衛門です。
側面から見るとアーチの上部がやや押し潰された形になっていますが、架設後に変形したものかどうかは判りません。山間に広がる田園の中に取り残された石橋です。現在は生活道路として利用されていますが、橋の下流側には新しい道路を建設中です。
交通アクセス
国道57号、豊後大野市朝地町・豊後大野市大野町の境から北へ1.3Km、西部小の入口から左折、2.8Km先。

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