一般社団法人 九州地域づくり協会
  先人の知恵と工夫を学ぶ土木遺産紹介のページです

トップページです。
県別の地図、リストより探せます。
土木遺産特集
土木遺産関連冊子
関連サイトのリンク集です。
ご意見・問合せはこちらまで。
つなのせがわきょうりょう
綱ノ瀬川橋梁
宮崎県日之影町
橋梁

image18

所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:宮崎県日之影町-延岡市北方
高千穂鉄道、綱ノ瀬川
●完成年:1937年(昭和12年)
●設計者:鉄道省大臣官房研究室
●施工者:鉄道省(直轄施工)
●管理者:高千穂鉄道
●文化財指定等:宮崎の橋101選
●橋長:417.8m
●径間:7m(42連)及び45m(1連)
●線数:単線
●形式:RC開腹アーチ(ヴォールト+板)

メインアーチ部の景観


連続するアーチ部分

遠景

遠景
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 綱ノ瀬川橋梁は、北方町の五ヶ瀬川本流と綱ノ瀬川の合流点の鹿川峡谷に架かっている鉄筋コンクリート橋です。42連の連続アーチ橋と、径間45mの鉄筋コンクリートアーチ橋1連から成っており、昭和12年に完成しました。径間47.5mの鉄筋コンクリートアーチ橋は、施工上の不利を除き、また工費も軽減するために採用され、試験的に鋼橋で多く用いられるカンチレバーエレクションによる架設方法が採用されており、完成後も、土木関係の技術者たちが多数訪れました。
宮崎・橋の日実行委員会が選定した宮崎の橋101選にも選ばれています。
平成15年3月に登場したトロッコ神楽号には、車両の正面に神楽をイメージした小さな面が付けられ、休日には多くの観光客を乗せ、ゆっくり走っていました。しかしながら、平成17年の台風14号により、川水流~上崎間、亀ヶ崎~槙峰間の鉄橋が流失し、高千穂鉄道は平成20年12月に廃線となりました。
交通アクセス
●日ノ影役場より車で20分
●高千穂鉄道槙峰下車、徒歩3分。

Googleマップへリンク

※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。

Copyright (C) 2014 Kyushu Chiikizukuri Kyoukai. All Rights Reserved