てんぽざんばし

鹿児島市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:鹿児島県鹿児島市
市道、甲突川
●完成年:1935年(昭和10年)→1998年(平成10年)架替
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:鹿児島市
●文化財指定等 |
●橋長:112.0m
●形式:4径間連続PC桁橋 |

甲突川上流右岸から望む(全景)

親柱 |

高欄 |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
旧天保山橋は、鹿児島市内を流れる甲突川に架かる、昭和10年に建造されたRC橋でした。美しい和風高欄と灯籠風の親柱があり、橋床には県内産花嵐石が使われていました。しかし、鹿児島市内を流れる甲突川一帯の平成5年の災害復旧工事に伴う旧橋の新橋への架替えの際に、撤去されました。
現在の天保山橋は、平成10年に架け替えられたPC橋ですが、石灯籠型の親柱や和風の欄干は、当時のものを使用しています。また、橋脚は、川の流れを良くするためにかつての7本から3本になっています。
天保山は、その言葉のとおり、天保年間に甲突川の氾濫を防ぐため、川の土砂を積み上げて造られたところです。甲突川の河口近くに架かる天保山橋付近は、水面も広く、鳥や魚も多く見られ、また市民に親しまれる左岸緑地公園もあり、人と川とのふれあいが強い場となっています。また、甲突川に架かる平田橋から天保山橋までの河川両岸は、桜の名所として親しまれています。 |
交通アクセス |
天保山バス停から徒歩5分
鹿児島市電谷山線 武之橋電停から徒歩8分
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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |