川面に映るめがね橋 |
おおそのはし

鹿屋市 |
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所在地・完成年等 |
施設の形式・諸元 |
●所在地:鹿児島県鹿屋市祓川町
市道、肝属川
●完成年:1904年(明治37年)
●設計者:不明
●施工者:鹿児島の伊敷の石工
●管理者:鹿屋市
●文化財指定等:鹿屋市指定文化財 |
●橋長:25.7m
●橋幅:4.15m
●径間:10.05m(2連)
●形式:石アーチ
●壁石積み方:布積 |

全景

路面の状況 |

親柱 |
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) |
大園橋は、日露戦争が起こった明治37年5月の完成で、当時の記録が皆無のため、経費その他詳細は不明ですが、着工はおそらく明治35年か、36年ごろで、当時としては相当の経費、大工事であったと思われます。
形式は複式アーチ(めがね橋)で、橋脚は川床にがっちりと基礎が造られています。工事は鹿児島の伊敷から石工が来て造ったといわれています。石造技術は 抜群、堅牢で、その形はまことに優美、大隅地方に残る貴重なめがね橋のひとつです。
この優雅な2連の石アーチは、扇形の壁石はありませんが、鹿児島市の甲突五橋に似た雰囲気で、橋脚がなく代わりに小型の水切のある点も似ています。 |
交通アクセス |
●国道504号国分市より鹿屋市方面へ祓川小学校を過ぎ約1km先
●国道504号大園バス停より徒歩2分
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※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |