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じげんじこうえんのいしはしぐん
慈眼寺公園の石橋群
鹿児島市
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:鹿児島県鹿児島市慈眼寺町
●完成年:(遊仙橋)1927年(昭和2年)
(稲荷橋、洗心橋)不詳、
(澄心橋)1929年(昭和4年)
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:不明
●文化財指定等:市指定文化財
【遊仙橋】
●橋長:8.66m
●幅員:2.32m
●支間:2.5m(3連)
●形式:石桁

【稲荷橋】
●橋長:12.3m
●幅員:2.45m
●形式:石桁(5連)

【洗心橋】
●橋長:9.85m
●幅員:2.29m
●形式:石桁(5連)

【澄心橋】
●橋長:10.15m
●幅員:3.73m
●形式:1連石造アーチ橋


遊仙橋


稲荷橋

洗心橋

澄心橋
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 慈眼寺は飛鳥時代(約1300年前)百済の名僧日羅によって開基されたと伝えられ、日羅がつくった観音像が安置されていました。その後、1542(天文11)年、島津家15代貴久のとき改宗して福昌寺の末寺となりました。坊津の一乗院、志布志の宝満寺とともに薩摩の三ヶ寺と言われて有名でしたが、1869(明治2)年の廃仏毀釈により取り壊されました。慈眼寺跡は1974(昭和49)年に名勝として鹿児島市の文化財に指定されています。現在は、慈眼寺公園として市民の憩いの場所となり、園内には4つの石造橋が残されています。
交通アクセス
JR指宿枕崎線の慈眼寺駅まで徒歩で約10分。慈眼寺公園バス停より300m

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