一般社団法人 九州地域づくり協会
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えのくちはし
江ノ口橋

薩摩川内市

橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:鹿児島県薩摩川内市高江町峰小横
●完成年:1849年(嘉永2年)
●設計者:岩永三五郎
●施工者:岩永三五郎
●管理者:薩摩川内市
●文化財指定等:薩摩川内市指定文化財
●橋長:17.3m
●幅員:3.4m
●支間:7.5m
●形式:2連充腹式石造アーチ橋

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 薩摩川内市高江町を流れる八間川に架けられた橋長17.3m、幅員3.4m、径間長7.5mの石造二連アーチ橋です。1849年(嘉永2年)に架橋され、160年近く経っているが現在も生活道路として使用されています。当時この一帯は、洪水で多大な被害を受けていたため、薩摩藩は弘化5年(1848)4月から、この八間川の治水工事に取り掛かりました。江之口橋は、この工事の一環で、嘉永2年(1849)8月、肥後の石工・岩永三五郎によって架設されました。岩永三五郎は、甲突川五石橋の架設など薩摩藩内で多くの工事を手がけ、江之口橋架設を最後に、肥後に帰ったといわれています。
交通アクセス
国道3号川内駅前から県道43号線を西進。5Km先高江郵便局先の仮屋橋から右折、400m先

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