一般社団法人 九州地域づくり協会
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せくたにかわあんきょ
瀬久谷川暗渠                                      湧水町

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:鹿児島県姶良郡湧水町般若寺地内
          JR肥薩線(真幸-吉松間)
●完成年:1909年(明治42年)
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:JR九州
●文化財指定等:
●延長:38.6m
●内幅:4.58m×1連
●煉瓦5重巻(厚58㎝)半円形  内高4.7m
●形式:煉瓦拱渠(石ポータル)



遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
  沿線にある暗渠で最も断面規模の大きい暗渠で、瀬久谷川を跨ぐために造られたものです。暗渠の形は竹下川暗渠や後出の山下須屋川暗渠と類似しています。
 暗渠の上流部から22.4mの箇所に全周に渡って、亀裂が生じています。他の暗渠に類似の損傷がないことや煉瓦の剥落や側壁石の迫り出し等の損傷がないことから、えびの地震による小さな断層の動きによって生じたものと思われます。
 この暗渠のもうひとつの特徴は暗渠が河床勾配に合わせて大きく傾斜(上下流差1.92m。2.85度)している(上下流部壁石は鉛直)ことです。傾斜させた方が洪水時に暗渠断面が有効に機能できると考えられますが、通常は水平に設置されますので、傾けた例は極めて珍しいものです。
 亀裂以外の大きな損傷はなく、保存状態は良好です。

交通アクセス
JR肥薩線の吉松駅まで車で約5分。般若寺改善センターバス停より2.1km。

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