一般社団法人 九州地域づくり協会
  先人の知恵と工夫を学ぶ土木遺産紹介のページです

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スパンドレル:
庇の天井などに用いられる、金属製の外装板。10cm前後の幅の板を並べて張ったものが多い。上下に重なる窓と窓の間の壁の部分の金属製の外装板。

閘門:
運河・放水路などで水量を調節するための水門として、あるいは、水位の高低差の大きい運河や河川などで、船舶を通過させるために水を調節する役割の水門のこと。

ルネッサンス様式:
ルネッサンス様式とは、14世紀から16世紀にかけてヨーロッパでおこった芸術や建築の様式のこと。ルネッサンスとは、再生、復活の意味。14世紀のイタリアにおこり、16世紀までにヨーロッパ全土に広がった。古代ギリシャ・ローマ文化の復興という形式をとり、教会中心の中世的世界観を離れ、現世の肯定、人間性の解放、個性の尊重した革新的な考え方。

レンティキュラートラス:
トラス橋の一種。上向きの弧を描く鋼材と下向きの弧を描く鋼材とが組合わさり、真横から見ると凸レンズの形をしていることからその名がある。英語では a lenticular trussといい、意味はレンズ状のトラス橋のこと。

五平田船:
筑豊地方から遠賀川を下り、河口までの間を主に石炭を輸送するための底の平たい船。

単純下路トラス橋:
道路面の位置によって、上路橋、中路橋、下路橋という分類がある。橋の構造のどのあたりを道路が通っているかで分類したものである。トラス橋とは、桁の代わりに鋼材を三角網状に骨組みしたものである。

迫石:
アーチ、丸天井、または、まぐさの一部であるくさび形の建築術のエレメント。アーキストーンと同義。

ねじりまんぽ:
瓦礫を捻って積んだアーチ構造のことで、アーチによって跨ぐ対象物の軸線とアーチ上部の軸線とが斜めに交わる場合にしばしば適用される技法である。その際、坑口も斜めになるが、軸力をアーチ全体に伝達させるため、交差角に合わせて煉瓦を捻って積むことによって力を配分させる。その捻って積むことを「ねじり」と表現している。また、「まんぽ」は線路の下を通るトンネル状の通路を示す方言だといわれている。

登録有形文化財:
登録有形文化財の制度は、平成8年の文化財保護法の改正の際に創設されたもので、概ね50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、社会的に認知すると共に、届出制という穏やかな規制を通じて、所有者に保存と活用を促す保護制度。

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