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音無井路十二号分水(大分県大分市)
初代福岡藩主黒田長政から183 年の歳月をかけた運河
藩境の矢部川で磨かれた治水・利水の技術
昭和 9 年の大旱魃が地形を越えた利水の原動力に
明治末期に造られた国内随一の石管渠
400年近くもの間、この近くに水を送り続けている現役の水利施設
現在も農業用水路として機能する佐賀平野の治水・利水の要
藩境の水を奪った背振山系の秘かな人工水路
明治時代の下水道敷設の名残先進的な石敷き人工水路
地峡部を開削し橋を架けた対馬要塞の軍事用運河
渦を巻き上げ泥土は下流へ川底に溜めない維持管理の革新
轟水源を馬門石の樋管で導く現役で日本最古の上水道
他領の水源から引く難工事148 年かけ村全体を潤した井路
「水は農家の魂なり」争いを見事に鎮めた円形分水
油津港発展の礎弁甲筏流しを支えた運河
毎日の潮位を記録する現役で日本最古の建造物
日本名水百選の水を通す小さいながら立派な煉瓦と石の暗渠
明治36 年完成5 重巻煉瓦のアーチ環をもつ暗渠
川の特性から割り出す断面その形は防災のために
120 年の時を刻む肥薩線最大の断面を誇る暗渠
石転がる川を跨ぐ肥薩線最長59.8m の暗渠
港
橋