川面に映える多径間アーチ橋 | ||||
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所在地・完成年等 | 施設の形式・諸元 | |||
●所在地:福岡県福岡市東区名島 ●完成年:1923年(大正12年) ●設計者:阿部美樹志 ●施工者:不明 ●管理者:西日本鉄道株式会社 ●文化財指定等:土木学会選奨土木遺産 |
●橋長:211.8m ●橋幅:単線鉄道 ●径間:12.0m(16連) ●形式:RC充腹アーチ |
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![]() 上流左岸から名島川橋梁を望む
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遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など) | ||||
大正期に建設された名島川橋梁は、アーチのスパンこそ小さいものの、延長が210mにも及ぶPCアーチ橋梁がこの時代に架けられた例は他にはありません。 設計者は、建築でも著名な阿部美樹志氏です。アーチ環上部に施したアーチを強調する突起や、スパンドレル部に設けられた三角飾りなどは、彼の特徴がよくでた秀逸な意匠であるといわれています。 なお、同じく選奨土木遺産である「名島橋」(国道3号)が、下流側に隣接して架設されています。 |
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交通アクセス | ||||
●西鉄宮地岳線(現 貝塚線)「名島駅」から徒歩約10分 ●福岡市地下鉄箱崎線「貝塚駅」から徒歩約10分 ※当情報は位置情報のみです。施設へのアクセスが危険な箇所もありますので安全性を確認して下さい。 |