一般社団法人 九州地域づくり協会
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わかまつこういしがきがんぺき
若松港石垣岸壁
北九州市若松区
港・岸壁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:福岡県北九州市若松区 若松築港
堤防
●完成年:1892年(明治25年)
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:不明
●文化財指定等:
●延長:500m
●形式:石護岸

全景


親水護岸

岸壁風の転落防止柵

石積みの状況
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 若松港の岸壁沿いには、明治から昭和20年代 の石炭の時代の繁栄期をしのばせる建物がみられます。若松南海岸の岸壁も石造りで、レトロな雰囲気に彩りを添えています。
若松地区の石積み岸壁は、近代港湾として最初に整備されたもので、同地区では最古のものです。かつて、江戸時代からの五平田船による遠賀川水運は、明治20年代が最盛期でした。若松港は、石炭がエネルギーの中心になるにつれて、港湾の整備、鉄道の開通などにより、筑豊の石炭を扱う日本一の石炭集積港となりました。しかし、その後の石油へのエネルギー革命により、その隆盛はなくなっていきました。
現在、岸壁周辺は市民の憩いの場として整備されています。
交通アクセス
北九州都市高速 大谷I.Cから約5分

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