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(はい)こうひらきょうりょう
(廃)広平橋梁
熊本県小国町
橋梁

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所在地・完成年等 施設の形式・諸元
●所在地:熊本県阿蘇郡小国町大字西里字中尾
(廃)宮原線(駅間 麻生釣駅~北里駅)
峡川
●完成年:1937年(昭和12年)→(廃止)
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:不明
●文化財指定等:(国登録有形文化財)
●橋長:77.40m、単線
●径間:7.00m(9連)
●幅員:3.2m
●形式:無筋コンクリート充腹ア-チ

全景


登録文化財認定記念碑

路面

路面
遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
 広平橋梁は、JR久大本線から分岐した廃線宮原線の肥後小国駅に至る中で最も大分県寄りにある曲線平面の9連のアーチ橋です。傷みが少なく往時の姿を良く残しています。橋梁群の中でも最大の谷間に広がる農村景観に溶け込み、径間長7mのアーチが連続する大規模なコンクリートアーチ橋梁は、近代化を象徴する優美な構造物となっています。
廃線となった宮原線は、かつては、熊本県肥後小国と大分県豊後森を結び、起伏に富む地形を橋梁と隧道で貫いていた路線でした。戦後復興や経済成長・道路整備により、陸上交通の主役の座が自動車に移行し、旧国鉄宮原線は、利用客も低迷し、昭和59年に、ローカル線廃止の九州第1号となりました。
交通アクセス
大分自動車道 九重ICから車で約50分。
(国道387号を行くと芹原地区に細い旧道に入り、「ニコットファーム」に向かいって走りその近く。)
九州産交バス尾の上から徒歩10~15分
玖珠観光バス尾の上から徒歩10~15分

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