FUKUOKA 44
鞍転ばかし管渠
八女市星野村上小野
明治末期に造られた
国内随一の石管渠
星野道路建設の三大難所
鞍転ばかしに
村土育成の一大事として、明治33 年(1900)に着工された星野道路建設の三大難所のひとつ、「鞍転ばかし(あんころばかし)」に設けられた、わが国随一最大の石造管渠です。
星野道路の建設に際しては、星野川(須田川瀬橋-長尾)の南北両岸の路線争いが起こり、八女郡議会に警察署が動員され、一票差で南側に決定。この結果、南線を郡道、北線を村道として整備したという記録が残っています。
DATA
所在地/八女市星野村上小野
完成年/明治 44 年(1911)頃
明治 33 年(1900)星野道路起工
管理者/福岡県八女土木事務所
<施設の形式・諸元>
石造管渠