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KAGOSHIMA 19

知覧門浦荷揚場

鹿児島県南九州市知覧町南別府地内(西門浦港)

入江の中に往時のまま残る
石積み・石造りの港

江戸時代から栄えた
天然の良港、門之浦

南九州市知覧町(ちらんちょう)と頴娃町(えいちょう)の町境を流れる加治佐川の河口部から少し奥まったところに、切石積みの大規模な門浦荷揚場(かどのうらにあげば)が残されています。
知覧には四浦と呼ばれる、松ヶ浦、門之浦、東塩屋浦、西塩屋浦の4ヶ所の港があり、門之浦は江戸時代から栄えた、天然の良港でした。昭和9 年(1934)に完成しています。

二段の荷揚場

往時のまま残る
二段の荷揚場と係船柱

近くに建立されている記念碑によると、わずか2ヶ月と10日間という短期間で、地域の人たち延べ1,000 人以上を動員して完成したと伝えられています。施設は二段の荷揚場と昇降階段、係船柱からなっています。
いずれも石積み・石造りで、大きな損傷もなく、保存状態は良好です。小さな湾内にあって、外海からの波浪の影響を直接受けない地形的条件も、荷の揚げおろしにとって好条件だったことがうかがえます。

船を繋ぐ係船柱

DATA

所在地/鹿児島県南九州市知覧町南別府地内(西門浦港)

完成年/昭和9 年(1934)

<施設の形式・諸元>

石造 石荷揚場

支間/ 2 連