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OITA 23

竜原橋

大分県由布市庄内町大字龍原 県道・龍原~挟間線(芹川)

昭和 8 年完成の
鉄筋コンクリート造開腹アーチ橋

芹川の深い渓谷に
ひっそりと架かるアーチ橋

芹川の深い渓谷が県道龍原-挟間線と交差する場所に、竜原橋は架設されています。
橋の構造は、鉄筋コンクリート造開腹アーチ(メラン式、ヴォールト+ 板)で、高欄もアーチ風の連続開口部があり、渓谷にマッチしたデザインとなっています。

渓谷に架かる竜原橋

地元も驚く大工事
昭和初期のRC 造は今も現役

完成は昭和8年(1933)で、適用示方書として大正15年(1926)細則を使用しており、約90年を経ていますが、傷みも少なく現役として立派に活用されています。建設当時は、地元の人々も驚く大工事であったことが偲ばれる見事な偉容を誇っています。
(出典:(社)土木学会-土木史研究委員会のホームページ)

路面と高欄

DATA

所在地/大分県由布市庄内町大字龍原

県道・龍原~挟間線(芹川)

完成年/昭和 8年(1933)

管理者/大分県

<施設の形式・諸元>

RC 開腹アーチ メラン式

橋長/ 49.4m

支間/ 37.4m(1連)