大分県の土木遺産リスト
No | 土木遺産名称 | 場所 | 見所 |
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大1 | 山国橋 | 福岡県築上郡吉富町 大分県中津市 |
美しい煉瓦橋脚を持つRC道路橋。木造上路トラス時代の煉瓦橋脚を再利用。 |
大2 | (廃)キリズシのトンネル | 大分県中津市三光上深水~ 宇佐市赤尾 人・馬車道 | 明治初期の人・馬車道トンネル |
大3 | 香々地 新波止地区防波堤 | 大分県豊後高田市香々地町 (香々地漁港) |
かなり大規模で空石積み防波堤 |
大4 | 呉橋 | 大分県宇佐市(宇佐神宮境内) 人道(寄藻川) |
神社の屋根付き木橋。 橋脚は西端の一基が鉄筋コンクリート製で、他の三基は柱、梁とも御影石が使われている。 |
大5 | 耶馬渓橋(オランダ橋) | 大分県中津市本耶馬渓町曽木、樋田 | 現存最長の石アーチ橋/シンプルな高欄。 |
大6 | 馬渓橋 | 大分県中津市耶馬渓町大字平田 町丈 |
5連の石アーチ/橋脚が高く見栄えがする。 |
大7 | 青の洞門 | 大分県中津市本耶馬渓町曽木 | 有名な青の洞門を拡張する形で掘られた明治の国道トンネル/一部江戸期の初代トンネルが残る。 |
大8 | 羅漢寺橋 | 大分県中津市本耶馬溪町大字曽木 | スパン25m超の石アーチが3つ並ぶ/シンプルな高欄。 |
大9 | 石坂石畳道 | 大分県日田市花月(市ノ瀬町・伏木町) | 急峻な坂道を16回も折り、緩やかな勾配にした全長1,260mの石坂の道/ 段差をつけるなどの工夫。 |
大10 | 筏場眼鏡橋 | 大分県日田市高井町 | 大分県最古(1806年)の石アーチ橋 |
大11 | 川原隧道・石畳道 | 大分県日田市天ケ瀬女子畑 | 日田-玖珠往還改修の一部/堅固な櫓組み天井、現役で活躍 |
大12 | 鳥居橋 | 大分県宇佐市院内町香下 | 「石橋の貴婦人」と呼ばれる町内石橋を代表する石橋。河原に階段で降りられ、橋下からの眺めも美しい。 |
大13 | 御沓橋 | 大分県宇佐市院内町御沓 | 橋長59mは町内石橋で最大。橋の近くに小さな公園があり東屋からの眺めも美しい。 |
大14 | 荒瀬橋 | 大分県宇佐市院内町副~大副 | 町内一の橋高18.3mの足長のスマートな感じのする石橋。 |
大15 | 分寺橋 | 大分県宇佐市院内町温見、斉藤 | 石工: 高名繁喜/軍用道路の橋(戦時中に架設) |
大16 | 富士見橋 | 大分県宇佐市院内町温見、斉藤 | 石工: 高名繁喜/軍用道路の橋(戦時中に架設) |
大17 | (廃)妙見橋 | 大分県日出町大字藤原赤松 県道・藤原~杵築線(八坂川) |
大正時代の姿を留めて現存する最古級の大型RC桁/4段の井桁状の橋脚が素晴らしい/親柱・高欄の保存状態もかなり良い |
大18 | 赤松橋(赤松めがね橋) | 大分県速見郡日出町大字藤原 赤松 |
親柱から高欄束柱に至る曲線/洋風の水切りとそこから立ち上がったピラスター飾りの上に置かれた銘板。 |
大19 | 津房川ダム群(戦川砂防ダム、宮崎堰堤) | 大分県由布市湯布院町塚原 大分県宇佐市安心院町 |
ダム名は殉職した大分県砂防課長に由来。 |
大20 | 乙原貯水池 堰堤,取水塔 | 大分県別府市乙原字向ヶ原間 | ダム高欄に一部煉瓦/変形六角形の塔屋(煉瓦壁)。 |
大21 | 万年橋 | 大分県大分市寒田 | 建造時のまま保全された江戸時代末の石アーチ橋 |
大22 | 第三区 明治大分水路橋 | 大分県大分市横瀬 | 橋上が階段状(6段)になった特異な構造。 |
大23 | 竜原橋 | 大分県由布市庄内町大字龍原 県道・龍原~挟間線(芹川) |
開腹部がアーケード状のRCアーチ橋、高欄もアーチ風の連続開口部。 |
大24 | 今市石畳 | 大分県大分市今市 市道 | 肥後街道として参勤交代路 |
大25 | 野津原三渠 | 大分県大分市野津原 用水路(大分川) | 山間部の三水路開削し灌漑用水確保 |
大26 | 若宮井路笹無田石拱橋 | 大分県竹田市挟田 | 農業用水の石造水路アーチ橋 |
大27 | 鏡石拱橋 | 大分県竹田市挟田 | 農業用水の石造水路アーチ橋 |
大28 | 宮瀬橋 | 大分県竹田市山手河川公園 | 竹田市次倉 瀬ノ口、宮砥八幡社への参道橋でもあったが、河川公園に移築保存された。 |
大29 | (廃)第四小田無隧道 | 大分県竹田市 一般道 | ポータル全面が総切石積の欠円アーチになっている=稀 |
大30 | (廃)久戸谷隧道 | 大分県竹田市竹田 人道 | 明治期の人道トンネル/「レンコン町」竹田の地域性 |
大31 | 山王橋 | 大分県竹田市飛田川坂折 | 欄干も当時のまま。三連で優美な石アーチ橋。 |
大32 | 朝地橋 | 大分県豊後大野市朝地町朝地 | 石橋としては橋幅が広い |
大33 | 古殿橋 | 大分県豊後大野市大野町 | 山間に広がる田園の中に取り残された江戸期の石橋 |
大34 | (旧)犬飼橋 | 大分県豊後大野市犬飼町 | 4段の井桁状橋脚/トラスは日本橋梁製(昭和9年)。 |
大35 | 虹澗橋 | 大分県臼杵市野津町・豊後大野市三重町 | 虹澗とは、谷にかかる虹の意味/三人の豪商の身代が傾いた虹澗橋 |
大36 | 細長橋 | 大分県豊後大野市犬飼町 | 5段になった巨大な石橋脚に圧倒される。 |
大37 | (旧)明治橋 | 大分県臼杵市野津町 | 道路用鉄橋では全国2番目の古さ。近代架橋技術の黎明期を今に語る貴重な歴史遺産。 |
大38 | 安政橋 | 大分県臼杵市野津町野津市、生の原 | 名前の通り安政の年に架けられた安政橋。 |
大39 | 初月橋 | 大分県臼杵市野津町野津市、生の原 | 最近まで現役の国道橋として使われていた初月橋。 |
大40 | 近戸橋 | 大分県臼杵市乙見 | 昭和44年乙見ダムができ道は廃道となったが満水時でないと水没しない。 |
大41 | (廃)箕ヶ谷橋,(廃)松株橋,(廃)峠橋 | 大分県臼杵市野津町 佐伯市弥生大字尺間 一般道 |
擬似アーチと桁の混合構造(石刎)/擬似アーチ部の隅石が丸みを帯びて加工されているため雲形に見える/国道10号にちなんだ”豪華”橋=国内で唯一無二 |
大42 | 中ノ谷トンネル | 大分県臼杵市野津町大字垣河内、佐伯市弥生大字尺間 | 公団有料トンネル、昭和48年直轄無料化 |
大43 | 池田捷水路 | 大分県佐伯市池田地先 (番匠川本川) |
昭和18年災害を受け蛇行を開削切り替え、洪水軽減、舟運、高水敷活用など 九州地建戦後直轄河川改修 |
大44 | 轟木橋 | 大分県豊後大野市三重町伏野 一般道(中津無礼川) |
石工: 井上為吉/扁平・欠円でスパン25m超のスレンダーな美しい石アーチ |
大45 | 鳴滝橋 | 大分県豊後大野市緒方町知田 | 5連の石アーチ/橋脚が高く縦横2方向に見栄えがする。 |
大46 | 原尻橋 | 大分県豊後大野市緒方町原尻 | 5連の石アーチ/高欄の石柱1本1本に寄附者の名前が彫られている。 |
大47 | 轟橋 | 大分県豊後大野市清川町左右知 一般道(森林鉄道) |
鉄道用石アーチの最大スパン、近世・近代・用途を問わず日本の石アーチの最大スパン/2橋が渓谷に連続している風景は村のシンボル |
大48 | 出合橋 | 大分県豊後大野市清川町左右知 人道(奥嶽川) |
道路用石アーチの最大スパン/2橋が渓谷に連続している風景は村のシンボル |
大49 | 長瀬橋 | 大分県豊後大野市緒方町上年野 | 6連の石アーチ/保存状態良い。 |
大50 | 柳橋 | 大分県豊後大野市三重町伏野・清川伏野 | 数もさることながら、大分県を代表する石造橋作品がある川野茂太郎の作。 |
大51 | 音無井路十二号分水 | 大分県竹田市大字九重野百木 | 農業用水の分水施設、水争いを無くした円形分水 |
大52 | 明正井路 一号幹線一号橋(第一石拱橋) | 大分県竹田市大字門田 | 水路橋としては国内最長(78m)の石アーチ橋。 |
大53 | 岩戸橋 | 大分県竹田市萩町 | 深い谷川を渡って岡藩の上納米を運ばなくてはならないために架設された石アーチ橋 |
大54 | 白水(溜池)堰堤 | 大分県竹田市大字次倉 | 転波列が造りだすレース模様の流水が美しい/右岸:特異な曲面流路、左岸:円形の階段状流路。 |
大55 | 北川ダム | 大分県佐伯市宇目南田原 | 巨べらが釣れ 、周りにクマタカが生息する |
大56 | 下筌ダム・松原ダム | 下筌ダム:熊本県阿蘇郡小国町 大字黒渕 松原ダム:大分県日田郡大山町 大字西大山 |
2つのダムが同じ河川のすぐ上流・下流に位置する全国的にまれな構成 |